ネットで商品をクレジットカード決済で注文しようとしたら、「G30-42G300000」というエラーコードが出てクレジットカードで支払いできない事態に遭遇しました。
(何回決済ボタンを押しても同じエラーでクレジットカードが使えなくて焦った…)
以下、支払いを無事済ませるための対処法と原因を記載します。
(私の場合は約10分でエラーを解消し決済を完了させることができました)
エラーの発生状況
エラー画面
商品の注文画面で決済ボタンを押すと、エラーメッセージが表示されクレジットカード決済が使えない。
「戻る」ボタンを押し再度必要事項を入力してからもう一回決済ボタンを押しても、同じエラー画面が表示されてしまう。
決済先サイトによってエラー画面の見た目や文章は異なりますが、「42G300000」のエラーコードが出ているといずれにしても決済ができません…。
エラーメッセージ
※決済サイトによって文面は異なります。以下は一例です。
このカードでは取引をする事が出来ません。(G30-42G300000)
エラーコードはサイトによって
- G30-42G300000
- G30:42G300000
- G30_42G300000
- 【42G300000】
- 【G30】42G300000
- エラー詳細コード : 42G300000
- jcn-g30(保留)
など色々な形式で表示されますが、英数字が同じなら同じエラーです。
対処法
この G30 エラーは「セキュリティ保留回答」で、カード会社が不正利用防止のため決済を「保留判定」にするとこのエラーになります。
保留判定になると(決済が第三者による不正利用でないことを確認するため)本人確認が必要になります。
カード会社によって対応が異なり、本人確認のための連絡を会社側がこちらにかけてくれる場合もあれば、こちらからカード会社に連絡しなければならない場合もあります。
急ぎの場合 or 5~10分ほど経っても会社側から連絡がない場合は、カード会社にお問い合わせください!
以下、各ケースの対応方法を記載します。
① カード会社からSMSで本人認証依頼が来る
私が決済で使用した三井住友VISAカードの場合、決済がエラーで弾かれてから2分後に次のようなSMSが自分の携帯電話に届きました。
※SMS ← ショートメール
https://s.vpasss.jp/?id=英数字列
電話番号「0676369418」がちゃんとカード会社のものかGoogleで検索して確認してから、SMS中のURLに移動しました。(フィッシングサイト対策)
(三井住友カードの場合は、SMSで使用する番号が公式サイトで公開されているのでSMSが本物か偽物か電話番号から確認できます。)
カード会社のサイトに移動してログインすると、先ほど行おうとした決済の金額が表示され、身に覚えのある決済かどうかボタンを押して回答するページになります。
もちろん私自身がやろうとした決済なのでその旨のボタンを押しました。
ボタンを押してから約7分後、次のようなSMSが来てエラーなく決済できるようになりました。
ただし、本人確認のボタンを押した直後(次のSMSが届く前)に通販サイトで決済ボタンを押しても、エラーのまま弾かれてしまいました。
利用確認が取れたことを伝えるSMSが来るまでは待った方がいいですね。
SMSで指定の電話番号に連絡するよう指示されることも
私の場合は「SMSで指定サイトに移動→ボタンを押して本人確認」の流れでしたが、SMSにURLの代わりに電話番号が記載されている場合もあります。
その場合はSMS本文に記載されている電話番号に連絡をかけ、指示に従って本人確認を行ってください。
② カード会社にこちらから問い合わせる
10分ほど待ってもカード会社から何も連絡がない場合は、こちらから問い合わせなければならないかもしれません。
カード裏面やカード会社の公式サイトに記載されているお問い合わせ番号から、カード会社に電話してください。
その際はオペレーターに以下の内容を伝えるとスムーズに進むと思います。
エラー画面にはエラーコード「G30 42G300000」が表示されています。
内容を伝えれば、恐らく本人確認のための質問に移ると思います。
その際に利用店名や金額の確認もあると思うのでそちらも手元にメモを控えておいてください。
もしかしたら本人確認で支払いに使用している銀行名や支店名を聞かれるかもしれません。
本人確認が済めば保留が解除され、カード決済ができるようになるはずです。
注意:お問い合わせダイヤルが営業時間外の場合は翌日に連絡しなければならないかもしれません…。紛失・盗難受付デスクなら24時間年中無休で電話できるのですが、本人確認に使うサービスデスクは昼間でないと電話時間外の場合が多いです…。
③ 時間を空けて待ってから再トライ
お問い合わせダイアルが営業時間外で電話できない場合は、時間を空けてから決済を再トライするのもありかもしれません。
例えば普段利用しない深夜時間帯に決済しようとして弾かれてしまった場合は朝にもう一度決済を再トライするなど。
決済の可否に対する判断はカード会社の承認システムでその時々のカードの状況を基に判断されているので、時間を空ければ決済が通ることもあるようです。
(もちろんダメな場合もあるので、問い合わせるのが一番だとは思いますが…。)
保留判定になった原因
カード会社が「カードが不正利用されている可能性がある」と判断し、本人確認のため決済を保留
不正利用と判定されやすそうな状況 (推測)
- (普段買わない)高額な商品の購入時
- (普段利用しない)夜・深夜の時間帯に購入
- 大量に商品を注文
- (普段利用しない)海外のショッピングサイトで決済
- 換金性の高い物品の大量購入
私の場合は久々に高額の買い物(ノートPC)を、しかも普段利用しない夜23:30頃に注文したので保留判定になってしまったのかもしれません。
普段の傾向とは違う高額な買い物は弾かれやすいかもしれませんね。
保留判定を避けるには… (推測)
普段カードをよく使用する時間帯である昼間にネットショッピングした方が保留判定を防げる可能性が高まるかもしれません。
昼間であればサポートの電話も営業時間内なので、決済で弾かれてもすぐ保留を解除してもらえます。
保留判定が多いケース
保留判定のエラー報告が多いサイト
保留判定を出すのはカード会社側でありショッピングサイト側に非はありませんが、よくエラーの報告の多いサイト(不正利用だとカード会社に勘違いされるケースが多いサイト)を一覧にしました。
以下のサイトで高額な買い物をする場合は、夜間を避けるなど念のため対策した方が無難かもしれません。
(本記事の訪問者の検索ワードから、どのショッピングサイトでエラーが起きたかがある程度分かったのでそれを以下に記載しています)
- ジョーシン
- パソコン工房
- フリークストア
- カードラッシュ
-
LOWYA (ロウヤ)
- サイクルベースあさひ
- オニツカタイガー
- モノタロウ
- .st (ドットエスティ)
- GDO (ゴルフダイジェスト・オンライン)
- Webike (ウェビック)
- e-TREND (イートレンド)
家電・パソコン・家具など単価が高めなショッピングサイトが結構入ってますね。
保留判定のエラー報告が多いカード
※裏を返せばちゃんとカード会社が細かく決済の不正利用を監視してくれているということなので、エラー報告が多いこと自体は悪いことではありません。
こちらもページ訪問者の検索ワード傾向を基にリストアップしています。(エラー報告が多いカードは単にカード人口が多いというだけな気もします)
- 楽天カード
- dカード
- 三井住友カード (VISA)