結論
PCならChrome拡張機能「Old Twitter Layout (2025)」を使えば、他人のアカウントでもフォロー/フォロワー欄を制限突破して閲覧できる
(場合によっては全員閲覧できる)
2025/7/13 時点では機能することを確認済み。
(Twitter 側の仕様変更で今後できなくなる可能性はあり)
※「方法は無い」「このサービス(有料)を使えば他人のフォロー欄も見られるよ!(広告)」みたいな情報が散見されたので、実際に利用できる実用上問題ない方法が無いか探したところありました。
他人のフォロー欄/フォロワー欄は一部しか閲覧できない
(標準では)
数年前の Twitter 側の仕様変更により、Web 版 Twitter (現X) で自分以外のアカウントの「フォロワー」や「フォロー中」欄を見ても全員は表示されなくなりました。
(数百人以上フォローしている/されている人でも、そのうちの一部しかリストに表示されない)
下までスクロールするとそのアカウントがフォローしている人の一部しか表示されないまま表示が終了してしまい、それ以上読み込まれません。
同様に、そのアカウントのフォロワーについても一部しか表示されません。
加えて表示順はフォローした順 (された順) ではなく、Twitter 側の決めた謎の順番になっていて不便です。
私の環境では、他人のアカウントの「フォロー中」「フォロワー」ともに 70人しか表示されませんでした。
以下、この制限を回避する手順を記載します。
他人のフォロー/フォロワー欄の表示制限を突破する方法
実は2025年現在もTwitter の内部APIを利用すれば他人のフォロー/フォロワー情報を取得できるのですが、その難しい手順を一通り実装している (おまかせでやってくれる) ブラウザ拡張機能が存在するため、ありがたいことに単に拡張機能をインストールするだけで表示制限を突破できます。
そのような拡張機能はいくつかあると思うのですが、その中でもソースコードが公開されていて現在も活発に開発が進められている Old Twitter Layout (2025) を今回は導入します。
※元々は Twitter のデザインを旧来の物に戻す機能がメインの拡張機能です。
※他人のフォロー/フォロワー欄を見るときだけ拡張機能をONにする想定で説明しますが、普段使いするのもいいかも。
Old Twitter Layout (2025) のインストール
Old Twitter Layout (2025) をダウンロード
上記リンクから Chrome ウェブストアに移動し「Chrome に追加」ボタンを押してください。
ポップアップが表示されたら「拡張機能を追加」を押せば、導入完了です。
導入後、Twitter のページを再読み込みするとレイアウトが大きく変わります。
(一度再読み込みしても鳥マークが表示されたままずっとページが遷移しない場合は、再度ブラウザの更新ボタンを押してください。)
例えば他人のアカウントのプロフィールページは通常このような表示ですが、
導入後はこのような昔の Twitter のレイアウトに変化します。
この状態でアカウントの「フォロー」「フォロワー」欄を見ると、新しい順にフォロー/フォロワーを全員(※)表示できます。
※従来の70人制限と比べたらずっと多く表示できますが、スクロールするごとに順次読み込まれる仕様のため数千人規模になるとAPI制限に引っかかって全員は表示されないかもしれません。
フォロー中の670人で試してみたら、私の環境では最後まで表示されました。
普段の使い方について
昔のレイアウトになってしまうので他人のフォロー欄を見たいときだけ拡張機能をONにして、それ以外の時は拡張機能をOFFにする想定です。
ただ、いちいちON/OFFを切り替えるのが面倒な場合は拡張機能をONにしたまま普段のレイアウトにする方法があるので以下をご確認ください。
昔 ← → 今 のレイアウト切り替え
画面の右列の下のところに「新しいTwitterに切り替え」というリンクがあります。
これをクリックすると、いつもの Twitter レイアウトに戻ります。
普段のレイアウトから昔のレイアウトに切り替える場合、画面右上の「Open this page in OldTwitter」を押せばOKです。
注意点として、昔のレイアウトの状態にしないとフォロー/フォロワー欄の表示制限を回避できないので、どのみち都度切り替える必要はあります。
留意事項
Twitter 側の仕様変更によりフォロー/フォロワー欄の表示制限の回避 (あるいはこの拡張機能そのもの) が突然使えなくなってしまう可能性はあります。
もしある日突然、Twitter の表示がおかしくなったり読み込めなくなってしまった場合はこの拡張機能をオフにしてみてください。
また、拡張機能が内部APIを呼び出している関係上もしかしたらTwitterアカウントに突然制限がかかってしまうおそれもあります。
(現時点でそのような報告を見かけたことは無いですが、念のため)
このツールに限らずですが、ご利用は自己責任で…!
※以下、技術的な補足情報です
拡張機能のソースコード
Old Twitter Layout (2025) のソースコードはこちらで公開されています。
開発者は dimden さん、日本語への翻訳者さんは Chazuru さん, Nyankodasu さん, kamokakesu さんです。
(凄くありがたいです…!!!)
細かい技術仕様が知りたい場合は、DeepWiki の記載も役に立つかも。
リンク:https://deepwiki.com/dimdenGD/OldTwitter/1-overview
制限を突破できる理由
Twitter の内部API (v1.1 API) で、特定アカウントのフォロー一覧とフォロワー一覧を取得することが現時点ではまだ可能みたいです。
※Old Twitter での実装コード:apis.js
↑ getFollowing 関数 / getFollowers 関数を参照。
Twitter のWeb 版公式クライアントに擬態して内部APIを呼び出せば、今でもこういった情報を取得できるのですね。
ただこの内部APIがいつ廃止されるのかは不明なので、この回避策がいつまで持つかは不明です…。