Twitterのメディア欄をグリッド表示から従来のツイート一覧形式に戻すツール (擬似的に)

2023年12月9日あたりに Twitter (現 X) で仕様変更があったみたいで、プロフィールページのメディア欄の表示方式がガラッと変わりました。

今までは画像を含むツイートを一覧で表示する仕様でしたが、それが画像だけを格子状に表示する方式に変更されました。

グリッド表示に変わったTwitterのメディア欄

 

サムネイルだけの表示になるのでツイート本文は確認できず、場合によっては大変不便です。

今回、今までのような従来の画像ツイート一覧ページに1クリックで移動できるツールを作ったので、今回の仕様変更が改善されるまではご利用ください。

(注意:タイトル詐欺ですが、今までのツイート一覧形式に表示を戻してくれる画面カスタムツールではなく、特定ユーザーの画像付きツイートだけが表示される検索結果画面に移動して今までの表示を擬似的に再現するだけの仕様です。ごめんなさい)

従来のメディア欄のようなツイート一覧に移動するツール

※現時点では Web版 (ブラウザ版) Twitter のみ仕様が変更されているみたいです。以下のツールはブラウザでのみ利用できます。(アプリは不可)
※ブラウザはパソコンのブラウザ環境を想定しています。

 

メディアツイート一覧移動ツールの導入 (最短10秒)

以下の「メディア」ボタンをブラウザのブックマークバーにドラッグ&ドロップするだけで完了です。

使うときは追加した「メディア」ボタンをクリックするだけです。

See the Pen
Twitterで現在表示しているユーザーのメディアツイート検索結果に移動するツール
by Pajoca (@Pajoca)
on CodePen.

CC0
Pajoca (パジョカ) はこのソースコードの全ての著作権および関連する権利をCC0により放棄しています。

※ブックマークバーの表示方法
お使いのブラウザでブックマークバーが表示されていない場合は、以下のショートカットキーを押すことで表示・非表示の切り替えができます。
Ctrl+Shift+B (Chrome/Firefox/Edge)
(ブックマークバーの場所はアドレスバーのすぐ下です)

※ボタン名「メディア」は導入後、好きな名前に変更しても問題ありません。

 

使い方

メディア欄を見たいアカウントのプロフィールページまたはツイートで、先ほど追加した「メディア」ボタンをクリックするだけです。

Twitterの新しいグリッド形式(サムネイル形式)のメディア欄から従来のメディア欄のようなツイート一覧に移動する方法

 

クリックすると新しいタブで、そのアカウントの画像付きツイートが新しい順で一覧表示されます。
(中身はただの filter 検索ですが)

Twitterの従来のメディア欄のようなツイート一覧検索結果

ツールが使える場所

上の例ではプロフィールページのメディア欄でツールを使いましたが、もちろんメディア欄ではなくプロフィール画面トップでも使用できます。

Twitterの従来のメディア欄のようなツイート一覧検索結果に移動できるブックマークレット:プロフィール画面で使う

 

以下のような個別のツイート画面でもツールのボタンは使用できます。

(使うとツイート主のメディアツイート一覧に一発で飛ぶ)

Twitterの従来のメディア欄のようなツイート一覧検索結果に移動できるブックマークレット:個別のツイート画面で使う

※このツイートはこちら

 

ツールの原理・開発者向け情報

原理

今回作成したツールはブックマークレット(ブラウザのブックマークとして起動できるJavaScriptプログラム)です。

特定アカウントの画像・動画付きツイートは

filter:media (from:アカウントのID)

という検索コマンドで抽出できるので、単にURLからアカウントのIDを抜き取って上記検索コマンドに当てはめ、検索結果URLを新しいタブで開いているだけです。

ツイートを時系列で表示させるため、URLにはパラメータ f=live を追加しています。

ソースコードはこちらのページで閲覧できます。

 

ソースコードの利用について

本ツールは著作権を完全に放棄して CC0 1.0 の下で公開・配布しています。

つまり、ツール本体もソースコードも自由に変更・再配布可能で一切の許諾・クレジット表示なしに自由にお使いいただけます。

(利用ケースは謎ですが、勝手に商用利用することも可能です)

その際には私(@Pajoca_)への事後報告ももちろん不要です!

注意事項 (免責事項)

ただしCC0にて明記されている通り、本ツールにはいかなる保証もせず、ご利用により発生したいかなる損害にも責任を負いかねますのでその点はご了承ください。

(ツールは私の気付いた限りバグを修正していますが、未発見・予期しないバグが存在しているかもしれません。それらによるユーザーの損失について作者は一切責任を負いかねます。また、作者はサポートの義務を負わないものとします)

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