ネット用語 ETA の意味 英語圏サイトで見かける略語

ETAの意味

海外(英語圏)の掲示板・フォーラムやブログで見かける略語「ETA」の意味は

Edited to add」の略語。→ "追加のため編集済み" つまり「追記」の意味。

です。

ETAの使い方

例えば掲示板で

I have an issue on this software. I cannot press the Delete button.

みたいに何かレスした後、後になって追加で書きたいことが出てきたら

I have an issue on this software. I cannot press the Delete button.
ETA: I updated the software to version 3.15 and that fixed the problem.

みたいな感じで、既に書き込んだ自分のコメントに「ETA:」と書き、追加で書きたいことを続けます。

日本語のコメントで「追記:」と書いて追加事項を後で加えるのと使い方は同じです。

 

到着予定時刻の略ではない ←物議を醸す

ETAといったら "estimated time of arrival"「到着予定時刻」の略語として使うほうがずっと一般的な気がしますが、英語圏のサイト(ブログやフォーラムなど)では確かにETAが「追記」の意味で使われているパターンも見かけます。

文脈から明らかに「到着予定時刻」では無さそう、とネット上では分かる場合が多いとは思いますが…。

ETAを到着予定時刻ではなく「追記」として使用するのは一般にどう思われているのかな~と調べたら(ちょっと)物議を醸していました😅

Reddit(海外掲示板)でこんな投稿が上げられてました。

投稿:DAE dislike when someone says “ETA:” (edited to add) instead of “edit:” if they’re editing a post? And read it as “estimated time of arrival?”

↑「投稿を編集したときに「edit:」の代わりに「ETA:」(edited to add)を使う奴が嫌いな人誰か他にいる? あとそれを"到着予定時刻"として読む?」

 

スレ主は「ETA」に対して「"edited to add" の意味だと気づくのに長時間かかった」とコメントしており、別ユーザーにもETA(edited to add)の使用に苛立っている方がいらっしゃいます…。

「ETAといったらestimated time of arrival(到着予定時刻)だろ! 追記って言いたいんならETAじゃなくて単に"edit:" って書けばいいじゃん!!!」
「無理やり"到着予定時刻"として読むからな!!」

っていう雰囲気でした。

追記としてETAを使うことに違和感を覚える人は結構いるのかもしれません。

※この投稿のタイトルにある DAE は "Does anybody else" の略語で、「他に誰か 〇〇 な奴おる?」っていう趣旨です。
DAEネタが投稿され続けているサブレディット(板) r/DoesAnybodyElse があり上記の投稿もこの板のものです。

 

ネット系の英語の略語を調べる方法

日本語で「ETA 意味」と検索をかけると検索結果は「到着予定時刻」の意味としてのETAばかり出てきて、「いや、どう考えても到着予定時刻って意味じゃないんだけど…」ってなります。

edited to add のETAの方は全然検索に出てこないです。
(一体どうやって私のサイトに到達したのかな…)

ネット上で使用される、日常ではあまり一般的でない略語(インターネットスラング)を調べるには以下のサイトが非常に便利です

Urban Dictionary

A trusted friend and confidant who is also undergoing cancer…

こちらのサイト(Urban Dictionary)ではネットスラングとその意味が辞書形式で投稿されています。(英語)

今回の ETA を入力して検索してみると、ETAが何の略語であるか意味を記載したページに移動します。

ここでも1番目の意味は「"Estimated Time of Arrival" 到着予定時刻」ですが、2番目の意味に「"Edited To Add" 追記」がありました!

ユーザーがネットスラングを意味とともに辞書形式で投稿するサイトなので、ネット系の略語に強いですね!

※より多くの略語が包括的にまとめられたデータベースサイトもあるのですが、1つの略語に対して出てくる意味が多すぎてかえって調べるのが不便になってしまうので、専門用語や技術用語としての意味が載らずネット用語としての意味ばかり載った Urban Dictionary は重宝します。

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