ツイートにDM返信ボタンを追加する裏技

DM返信ボタンとは

ツイートに「メッセージで返信」ボタンを追加する方法

上記画像のようにツイートの下にDM送信画面に移動する「メッセージで返信」ボタンを追加できます

ツイート閲覧者はボタンを1タップすれば簡単にツイ主とのDM画面に移動可能です。

DMでよくコミュニケーションする方や、珍しいボタンを表示させて驚かせてみたい方はぜひ利用してみてください。

 

メッセージで返信ボタンの追加方法

概要

特定のURLをツイート末尾に貼り付けると、URLが「メッセージで返信」ボタンに化ける仕様です。

ただし貼り付けたURLがボタンに化けない場合があり、どうやら以下の条件を満たさないとダメなようです。

 

ボタン追加に必要な条件

  • [必須] 鍵アカウントでない
  • [不明] 「メッセージリクエストを許可するアカウント」の設定が「全員」じゃないとだめ?

鍵アカではURLがボタンに変化せず無理でした。

全てのアカウントからDMを受け取る設定でないと私の環境ではURLがボタンに変化しなかったのですが、こちらは詳細未検証です。

設定画面はこちら↓

リンク:「メッセージリクエストを許可するアカウント」の設定

 

手順

① 自分のユーザーIDを調べる

注意:@から始まるIDではなく、各ユーザーに固有に割り当てられた数字数十ケタのIDです

こちらのサイトに自分のスクリーンネーム(@から始まるやつ) を入れると、ユーザーIDを表示してくれます。

(※以前こちらに掲載していたこのサイトは現在読み込みにかなり時間がかかります)

 

例えば私のTwitterアカウントのスクリーンネームは @Pajoca_ で、上記サイトに入力したら 1082260455937044480 というユーザーIDが表示されました。

 

なお、外部サイトに自分のIDを入れるのが嫌な場合は、自分の端末内で動作が完結する以下のツールをお使いください。(PC限定)

ユーザーIDを調べる自作ツール

Twitter アカウントには@から始まるスクリーンネームとは別に、各ユーザーに固有に割り当てられた数字数十ケタの「ユーザーID」が存在します。 (例) 私のTwitterアカウントのスクリーンネームは @Pajoca_ で、ユーザー[…]

 

② DMボタンを追加したいツイートの末尾に以下URLを追加

https://x.com/messages/compose?recipient_id=調べたユーザーID

id= の後ろに先ほど調べたIDを当てはめてください。

例えばIDが 1082260455937044480 である私の場合、ツイート末尾に追加するURLは次のようになります。

https://x.com/messages/compose?recipient_id=1082260455937044480

Web版のTwitterなら、ツイート作成画面でURLを貼り付けた直後に「メッセージで返信」ボタンが下にすぐ反映表示されると思います。

(されない場合は一度URLを切り取り、もう一回貼り付けすると反映される)

 

表示サンプルはこちらです↓ (リプの方のツイート)

 

※Webサイトにツイートを貼り付けると英語版になる関係で「メッセージで返信」が「Send a private message」として表示されてます。

 

DM画面の入力欄にデフォルト文章を設定

ボタンを押した後のDM画面の入力欄に、あらかじめ好きな文字列をセットしておくこともできます。

ツイートの「メッセージで返信」ボタンにデフォルト文字列を追加する方法

(何かの遊びに使えそう…!)

手順

① デフォルト文章をURLに変換

文字列をURL用にエンコードする必要があります。(といっても以下のサイトで簡単にできるので心配無用)

日本語URLを取り扱うときに便利な変換ツールです。どのブラウザからでもアクセス可能な形式に変換します。…

例えば「Nya~ねこ!」を入力欄にセットする場合、上記サイトで文字列をURL用に変換すると「Nya%7E%E3%81%AD%E3%81%93%21」になりました。

② ツイートの末尾に以下URLを追加

https://x.com/messages/compose?recipient_id=ユーザーID&text=①の変換文字列

先ほどの手順で説明したユーザーIDの後ろに「&text=変換文字列」を追加します。

私の例では、ツイート末尾に追加するURLは次のようになります。

https://x.com/messages/compose?recipient_id=1082260455937044480&text=Nya%7E%E3%81%AD%E3%81%93%21

つまり、URLにデフォルト文字列を指定するオプションが付いただけで、基本的な手順はデフォルト文字列なしの時と変わらないです。

表示サンプルはこちら↓

 

発見の経緯

この機能について公式からのアナウンス等あるか不明ですが、Twitterの開発者向けドキュメントにDM画面へのURLについて仕様説明がありそこから間接的に発見しました。

Twitterで使用されている特別な形式のURLについて公式ドキュメントを調べてツイートに貼り付けて実験していたのですが、DMへのURLに限ってなんとボタン化したので驚きました。

本来このURLはツイート中ではなくWebサイト等に貼り付けて直接DM画面に案内するためのものですが、ツイート内で専用のボタン表示が用意されていたようです。

ドキュメントでは他にリツイート用URL、フォロー用URL、いいね用URL等複数のURLが掲載されていましたが、それらをツイートに貼り付けても特別なボタン等は表示されませんでした。

ドキュメント関連ページ:Web Intents

 

これ以外にもボタンに化けるURLなど特殊なURLをもし発見された方がいらっしゃいましたら、(よろしければ)この記事のコメント欄や私のTwitterにて教えていただけるとありがたいです。

記事化前の最新情報はこちらで先にツイートしています。サイト更新告知もこちら。