症状:Twitterのサイトを開くとChromeが反応しなくなる
昨日(2024/1/4)、PCで Twitter(現X) のサイトを Chrome ブラウザで開いたところ以下の画像のようにずっと読み込み中状態になり、全くツイートを閲覧できなくなりました。
↑永遠に読み込み中マークがぐるぐるするだけで、放置してもこの表示から一切変わりません。
深刻なことに、この状態になるとChromeの他の操作(別のタブに切り替える・タブを閉じる・メニューを開く…) が一切できなくなり、Chromeが一切反応しない状態になってしまいます。
Twitter のページを開くと Chrome が反応しなくなる症状が必発するので極めて不便でしたが、とりあえず原因と対処法を突き止めたので以下にメモします。
応急処置:Chromeを強制終了する
Chrome が閉じるボタンすら反応せずどうにもならなくなったら、タスクマネージャーから強制終了します。
Ctrl+Shift+Escキー同時押しでタスクマネージャーを起動し、Google Chrome を右クリックして「タスクの終了」を選び、Chromeを強制終了させます。
強制終了後は通常通り Chrome を起動してください。
起動時に前回開いていたタブを復元できるというメッセージを表示してくれるので、必要に応じてタブは復元しておいてください。
ただし、タブを復元する場合は Twitter を表示しているタブを直接開かない (自動で開いてしまいそうになった場合は素早く新しいタブを開いてそちらに移動する) ようにご注意ください。
(Twitter を表示してしまうとまた同じ問題が発生するので。)
Chrome が起動できればこの不具合の原因に対処する手順を実行できます。
原因・対処法
原因
→ Twitterカスタマイズ系拡張機能の不具合・相性問題
もし、Chrome に Twitter の見た目や使い勝手を改善・カスタマイズする拡張機能をインストールしている場合はそれが原因の可能性が高いと思います。
私の場合は「Twitter UI Customizer」と「Control Panel for Twitter」の 2 つの拡張機能を同時に使用したことが原因でした。
以前は同時に使っても特に問題なかったのですが、拡張機能の更新かTwitterサイト側の仕様変更が原因で今回の不具合が必発するようになりました。
(どちらか一方の拡張機能のみを有効にしている場合は不具合は発生しませんでしたが、両方を同時に有効にしていると必発しました。)
※上記の拡張機能に限らず、カスタムCSS・JavaScriptでTwitterのサイトだけ見た目や挙動を変更している場合はそれ関連の拡張機能も疑ってみてください。
対処法
→ 原因の拡張機能を(必要最小限) OFFにする
原因の可能性が高い拡張機能がある程度分かっている場合は、その拡張機能を無効にした状態で Twitter を開いてみてください。
正常に読み込めれば、その拡張機能が原因です。
※拡張機能のON/OFF管理画面には、ブラウザ右上の「︙」ボタン →「拡張機能」→「拡張機能を管理」で移動できます。
拡張機能の相性が原因で不具合が発生している場合は、相性問題を引き起こしている 2 つの拡張機能のうちどちらか一方をOFFにすればOKです。
※私は「Control Panel for Twitter」を無効化し、「Twitter UI Customizer」だけを使うことにしました。
原因特定にはChromeのセーフモード起動が便利
不具合の原因が拡張機能かどうかを調べる簡単な手段として、拡張機能を「一時的に」全部オフにした状態でChromeを起動するモードが利用できます。
拡張機能OFFモードでChromeを起動する方法は以下のページをご参照ください。
Chromeが不調になった・不具合が発生した場合にその原因が拡張機能か判定するため、拡張機能を全て無効化した状態でChromeを動かしたいときがあります。 しかしインストールしている拡張機能が数十個ある場合それらを全部オフにして後で再[…]
※今回の不具合もまず↑のセーフモード起動で拡張機能が原因であることを突き止め、怪しい拡張機能を一つひとつOFFにしながら調べた結果原因特定できました。